両国ですずしろ田舎そばを啜る。

心療内科の帰り、久々に両国へ行った。
最近ちゃんと食事ができていないので、飲んで食べてといきたいところだが、肝心の食欲がない。
こういう時は蕎麦に限る。少量でも、きちんとしたものを食べたい。
時刻はもう20時。ラストオーダー直前だ。

「今日は遅い時間に来たねぇ」
大将といろいろ話して、あんまり無理するなと励ましてもらう。

ここ数年頼んだ記憶がない、すずしろを田舎で注文してみる。
すずしろ田舎そば

塩を少しつけて食べると、蕎麦自体の風味がはっきりとわかる。
汁につければ、胡麻の風味もおもしろい。
湯通ししてあるので、大根の辛味がほとんどない。やはり、究極のさっぱり食だ。

料理と大将に元気をもらいました。

両国
福岡市中央区渡辺通5-24-37 天神第5レジデンス江崎 2F →Google Map で見る
TEL 092-713-6821
駐車場 なし

並木藪蕎麦のサクッカリッとした江戸前天ぷらを食す。

今日の出張は浅草泊まり。
雨の振る中、ホテルから浅草寺方面へテキトーに店を探していると、蕎麦屋らしき暖簾を発見。
達筆な字だが、アホな俺でも「藪蕎麦」と書かれているのはハッキリわかる。染め抜きの鮮やかな暖簾。

中に入ると、ハキハキしたおばちゃんが傘を預かってくれた。
年季の入った柱。いかにも老舗といった感じの日本家屋。建物自体は古いが、掃除が行き届いており、清清しい。
メニューを見ると、焼海苔などの期待できそうなツマミがあるじゃん!
でも、酒を見ると普通の菊正宗…

とりあえず天ざるを頼む。1,600円也。
天ざる 1,600円

鼻を近づけなくてもわかる、天つゆのいい香り。
天ぷらうめぇぇぇぇ!芝海老の掻き揚げうめぇよ!
初めて食べる江戸前天ぷら。胡麻油の効いた、茶色く厚い衣。
だが、まったく油っこくない。サクカリっと軽い食感。
天つゆをビタビタつけても、サクっとしたまま、びちゃっとならない。
あぁ東京に出張に来てヨカッター!

ただ、惜しむらくは肝心の蕎麦がねぇ。
これ機械打ち?

並木藪蕎麦
東京都台東区雷門2-11-9 →Google Map で見る
TEL 03-3841-1340
駐車場なし