母の葬儀のドタバタで今頃になって知りましたが、
宮崎建樹さんが、松山市福見川町の山中でご遺体となって発見されました。
地図をほとんど見なくても、道しるべだけで八十八箇所を廻れるのは、宮崎さんのおかげです。
道しるべも無い道を、地図を頼りに番外霊場にたどり着けるのは、宮崎さんのおかげです。
ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
Camino de Santiago calling me…
母の葬儀のドタバタで今頃になって知りましたが、
宮崎建樹さんが、松山市福見川町の山中でご遺体となって発見されました。
地図をほとんど見なくても、道しるべだけで八十八箇所を廻れるのは、宮崎さんのおかげです。
道しるべも無い道を、地図を頼りに番外霊場にたどり着けるのは、宮崎さんのおかげです。
ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
母が亡くなった。
享年65。あまりにも早かった。
家族と自分自身の健康と幸せを祈り、結願してからわずか4ヶ月。
お大師様の力をもってしても、度重なる癌には勝てなかった。
遍路で使った品々を、棺に納めた。
四国八十八箇所霊場の判衣を、胸の上に掛けた。
本当は着せてあげたかったのだけど、死後硬直で難しかった。
結願時には、朱印代+判衣代で2万円超えるコレをいずれ棺に入れるのは、少々もったいないと思っていた。金額だけじゃない。何しろ、歩き遍路で押してもらった判衣だから。道中、多くの歩き遍路に出会ったが、判衣持ってるのは俺だけだったし。
が、いざ納める時になると全くもったいないなんて思わなかった。むしろ、もうこんな事しかしてあげられないのかと寂しい気持ちになった。
別格二十霊場の判衣は、祖父か父か、早く逝ったほうに掛けてあげようと思う。
購入時は146cmだったが、結願後は114.5cm。
使い倒して30cm以上短くなっていた。
何百回と読経した経本はヒップバッグの中で揉まれ、表紙は擦り切れていた。
輪袈裟は、経本とともに胸の上に置いた。
念珠は、出棺時のドタバタで納め忘れてしまった。いつの日か、祖父か父の棺に入れ、母の元へ届けてもらおう。
へんろみち保存協力会代表、宮崎建樹さんの行方がわからなくなっているそうです。
歩き遍路なら100%お世話になっている、遍路地図を作られた方です。
公式サイトに尋ね人のチラシ画像が掲載されてますが、検索にかかるよう簡単に文字に起こしておきます。
氏名 : 宮崎 建樹
年齢 : 75歳
特徴 : 身長160cmくらい・やせ型 普段はふちなし眼鏡を使用
服装 : 軽装(シャツとスラックス、スニーカーと思われる)
車種 : シルバーのスズキ軽ワゴン
車のナンバー : 愛媛 51 う 84-9911月8日から、車で外出したまま行方不明になっています。
情報がありましたら、へんろみち保存協力会までお願いします。
TEL・FAX : 089-951-2506
情報メール : iyoiyohenro88@yahoo.co.jp
阿波:133箇所(お礼参りの重複は含まず)
土佐:110箇所
伊予:147箇所
讃岐: 92箇所
紀伊: 7箇所
総計:489箇所
遥拝は含まず。
山門/鳥居をくぐって、本堂/拝殿まで登って参拝した件数をカウントしている。